まさかの姉妹対決

まさかの姉妹対決

それからしばらくは、彼氏と冷戦状態になりました。
父にも母にも姉にも心配されましたが、これは私たちの問題です。
でも、自分ではどうすることも出来ませんでした。

 

モヤモヤを晴らすために、自分で徹底的に調べようと決意しました。
とにかく、彼氏の行動を探るのです。
すると、怪しい点が浮かんできました。
男性と接するのが苦手な姉は、彼氏とは普通に接することが出来ました。
家族みたいなものだからというのは分かりますが、唯一自然体で接することが出来る男性でもありました。

 

一度怪しいと思うと、点と点が線になる部分が見えてきます。
考えてみたら、あのナプキンは私が使っているものと同じです。
沢山の製品がある中で、紙を外すタイプはそれほど多いわけではないはずです。
同じものを使用している確率も高くはないです。
友達ですら同じ人はあまりいませんからね。

 

まさか?姉と彼氏が?

 

そう思ったら、とことん2人の関係が怪しく見えてきました。
2人を徹底的にマークしました。
灯台下暗しとはこのことですね!
一つ屋根の下にいる姉ですから、尻尾が掴めないのは当然だと思いました。
私の嫌な勘は的中し、彼氏の家に内緒で出入りしている姉を発見しました。

 

どうして今まで気付かなかったのかですが…。
彼氏と父が夜まで出掛けるような日は、私と会うことはなかなかありませんでした。
私はその日を利用して友達と遊ぶようにしていました。
そういう日に限って、姉が彼氏の家で待っていたのです。
2人はそこで浮気を繰り返していたようです。

 

私が鍵を開けて彼氏の家に入ると、「おかえり〜」とエプロンをした姉が玄関に飛んで来ました。
新婚ごっこですか?
許せなくなって平手打ちをしてしまいました。
姉も引きはしません。
やり返してきました。
そして、「私の方が○○さんを愛しているの。○○さんの思いも一緒よ」と言い出しました。
言葉もありません。

 

私は冷静になって、彼氏に電話をして戻るように言いました。
状況を察した彼氏は、父と別れて戻ってきました。
どういう事か説明させました。
姉の思惑とは違い、本命だと思っているのは私で、姉はただの浮気相手でした。
男性に免疫のない姉は、ベッドの中での彼氏の言葉を鵜呑みにしていました。

 

しかし、私はそんな彼氏の本命か浮気かという話はどうでもいいです。
姉妹を天秤にかけたことが許せません。
私は彼氏を振りました。
何度もやり直したいと言われましたが、無視しました。
姉は立ち直れずに、実家で引きこもっています。
私が家を出たのは言うまでもありません。